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滋賀県石材組合
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「滋賀ものづくりフェア」への出展

教室の説明 本会は毎年「滋賀ものづくりフェア」にて、「天然石プレートに文字を彫ろう!」と題して字彫り体験教室を催しています。
このページでは、その様子を工程をおいながら紹介します。

1.原稿を選択または作成します

原稿を選択 用意してある中から、好みの原稿を選びます。
あいているところに、名前などをいれることもできます。
白紙もありますので、オリジナルの原稿を作成することもできます。

2.原稿をゴムシートに写します

原稿を転写 原稿ができたらカーボン紙をはさんで、それを石のプレートにマスキングテープで固定します。
原稿を鉛筆でなぞると、石に貼ってあるゴムシートに転写することができます。
うまく写っているか、確認しながら作業を進めます。

3.ゴムシートをデザインナイフで切り抜きます

ゴムを切る 写すことができたら原稿を取り外し、ゴムシートをデザインナイフで切り抜きます。
その前にまずは、彫る部分と残す部分を確認する必要があります。
残す部分が小さすぎるとうまく彫れませんので、近くの会員に確認してもらいながら行います。
確認作業ができたら、いよいよ切り抜きます。
刃物を使いますので、保護者の方がお子様から目を離さず、時には手伝いながら作業を進めます。

4.切ったゴムシートを、千枚通しを使って取り除きます

ゴムを抜く ゴムシートを切り終えたら、彫る部分を千枚通しを使って取り除きます
ここは慎重に作業しないと、ゴムが千切れてしまったり、必要な部分も取れてしまいます。
時には、ちゃんとゴムが切れているか確認にしながら作業を進めます。
難しい部分は、会員がお手伝いもします。

5.掘る準備作業

ゴムの保護 ここからは、会員による作業となります。
彫っている最中に、ゴムシートが外れることがないように保護します。
この作業中は待ち時間となりますが、この間に参加者アンケートに記入したりしてもらいます。

6.サンドブラストによる字彫り作業

字彫り作業 いよいよ、サンドブラストを使って会員が字彫りを行います。
サンドブラストとは、コンプレッサーによって圧縮されたエア(空気)の力を使って、金剛砂(砥粒)という砥石の粉(成分はカーボランダムやアルミナと呼ばれるもの)を吹き付ける機械です。
これによって、少しずつ石を削っていきます。
この作業は近くで見ることができますので、自分の作品ができあがる過程を実感することができます。

7.彫り上がったら石から、ゴムシートを取り外します

ゴムを剥がす 最後の作業として、石からゴムシートを取り外します。
ゴムシートはしっかりと貼り付いていますので、ここで苦労される参加者も多いです。
きれいに取れたら、会員が残っている石の粉を清掃して完成です。
完成品を手にした参加者の皆さんは、苦労の甲斐もありとてもうれしそうです。

完成01 完成02 完成03 完成04 完成05 完成06 完成07 完成08 完成09 完成10 完成11 完成12 完成13 完成14 完成15
撮影 2018年11月3日
  • しごとチャレンジフェスタ 主催
    しごとチャレンジフェスタ実行委員会(滋賀県、滋賀県教育委員会、滋賀県職業能力開発協会、滋賀県技能士会)
  • 滋賀ものづくりフェア 主催
    滋賀県技能振興コーナー(厚生労働省委託事業 滋賀県職業能力開発協会)