動画撮影及び編集
撮影工程
- 鞴(ふいご)による鍛冶作業
- 原石(玉石)の荒割り
- 小割り
- 1面目
- 墨付け、コヤスケ、ハツリ、カタハ、タタキ払い、墨付け、角切り(ノミ)、角切り(両刃)、ハツリ、ムシリ、ビシャン、小タタキ
- 2面目
- 墨付け、コヤスケ、ハツリ、カタハ、タタキ払い、墨付け、角切り(ノミ)、角切り(両刃)、ハツリ、ムシリ、ビシャン、小タタキ
(仕上がりは6面加工で、撮影は2面まで)
道具の調達
現在使用されている超硬合金製の道具ではなく、鉄製の道具での加工作業を映像に遺したいと考え、会員の中で保管してある石工道具があるかをアンケート調査しました。
ノミや鍛冶道具などはどの会員もある程度持っていますが、ビシャンや両刃を持っている会員は非常に少なく撮影できるかと不安でしたが、なんとか一通りの道具を揃えることができました。
全国石材技能士会の会員の方にもご協力いただきました。
鍛冶作業
石工道具の焼き入れ作業を行うことは現在ではほとんどなく、その方法を先輩方や全国石材技能士会の皆さんにお聞きし、最初は手探りではありましたが鍛冶作業の撮影を行いました。
鞴(ふいご)での火起こしも映像に収めました。
使用するのは誰もが初めてでしたが、その雰囲気が伝わればと考え、なんとか接続し撮影しています。
ビシャンや両刃などは焼き入れ後研ぎ出しが必要ですが、手作業で行うのは大変な作業であることを実感しました。
当時の石工たちは毎朝、時には作業の合間にこの鍛冶作業を行っていたと考えると、石材加工の技術だけでなく鍛冶工としても高い技術を持っていたのだと改めて感じました。
石材加工作業
一連の作業は兼子裕司実行委員長が行いました。
普段使わない焼き入れの石工道具に戸惑いながらも、その高い技術で淡々と進み、原石(玉石)から小タタキ6面仕上げまでを伝統的石工道具で仕上げています。
道具ごとに、その作業ができるだけ分かりやすく伝わるよう心がけ、撮影しています。
- 石工
- 兼子裕司(近江八幡市安土町 兼子石材店)
- 撮影場所
- 株式会社 岸田石材(長浜市湖北町)
- 撮影・編集
- 岡島義考(長浜市高月町 岡島石材店)
- 撮影助手
- 石井眞澄(東近江市垣見町 ストーンメイソン真)
北村守(犬上郡多賀町敏満寺 北村石材店)
- 使用石材
- 比良山系花崗岩(大津市南小松 平出石材工業有限会社より)
- 撮影日
- 令和7年6月17日
- 原石を豆矢により割る 平出石材工業(有)丁場
- 11月24日
- 鍛冶作業 (株)岸田石材
- 12月15日
- 石材加工 (株)岸田石材
- 12月19日
- 石材加工 (株)岸田石材
- 12月20日
- 石材加工 (株)岸田石材